がんだまぁBlog
ガンダムネタだけを語るブログです。
クワトロ大尉とカミーユとカツの宇宙世紀兵器開発史講座14「GMの量産体制」
クワトロ今回は連邦軍の量産型MS、GMの話をしよう。

カツ改正直GMはザコという印象しかないんですが…

カミーユでもグリーンオアシスにも配備されていたし、個人的には一番身近なMSですね


クワトロGMがガンダムに比べ性能を落として量産されたことには理由がある。覚えているかな?

カツ改えーっと…

カミーユ短期間でジオンに対抗できる数を揃えるために、生産性を最優先したからです

カツ改そう!今僕もそう言おうと思っていたんです

クワトロ…まぁ、2人とも覚えているということにしておこうか。その通りだ。連邦軍の量産型MSに求められたのはたった一つ。前線に配備されるまでの時間をいかに短縮できるか…ということだ。

カミーユそれは工場で早く組みあがるか、というだけではないということですか?

クワトロそうだ。ジャブローで早く作ったとしても、それを前線に送る輸送が必要になる。一定以上のスピードで生産できるのであれば、前線により近い拠点で生産した方が配備スピードは上がる。つまり、構造の単純化などによる工場内での生産スピード向上だけでなく、地球上の複数の拠点での同時生産による輸送時間削減も必要だったのだ。

カツ改輸送中に撃墜なんてことも戦争中は日常茶飯事でしたからね。マチルダ隊を助けたこともありました

クワトロだから、GMは各地の拠点で同時に生産された。星一号作戦に配備された機体も、ジャブローとルナツーの両方で生産されている

カミーユ生産地域によって何か違いがあったりはするんですか?

クワトロ基本的には、ない。GMのスペックは本部でしっかり決められていたから、その通りの性能になるよう各地で生産されている。ただ、部品も原則は現地調達であるから、そういう面での地域差は存在したかも知れないな

カツ改…どういうことですか?

カミーユ当時は今のアナハイムのようなMS生産総合企業みたいなものはなかった。だから、MSには様々なメーカーの部品が使われていた。その全てのメーカーが、地球上のどこにでもあったわけではないんだよ

クワトロその通りだ。詳しいな、カミーユ

カミーユプチモビの改造とかしてるとぶち当たる壁ですからね。ジオン系メーカーはグリーンオアシスにはなかったんで、同等品の調達には苦労しました

カツ改じゃあ、GMは地域ごとに性能が違ったんですか?

クワトロいや…標準性能は定められているから、基本的には生産工廠による性能差というのはほとんどないはずだ。違う部品であっても、スペックは同じになるように作られている。しかし、先に述べたように優先されたのはスペックよりも納期だ。効率向上のためであれば、多少のアレンジは許されていた

カミーユなるほど。じゃあ、バージョン違いのGMというのは、それぞれの地域で独自に効率を追求した結果ということですか?

カツ改でも、結構GMバリエーションってスペックにばらつきがあるように思いますよ。戦争博物館に展示されていたデータを見る限りでは

クワトロまず、GMにはいくつかの系統があることを理解する必要があるな。GMに最も必要とされたのは納期だ。この、納期の追求を至上の目的とした簡略型の機種を、仮に初期型としよう

カミーユ工程をできるだけ簡素にできるように設計され、各地の工廠で生産された機体ですね

クワトロ次に、納期短縮のために犠牲にされた性能面を改善した、アップデート版のGMを後期型とする。この系統は一年戦争中はデータ収集や一部の特殊部隊に配備されたのみで、主力艦隊への配備はほとんど間に合わなかったものだ

カツ改普通のGMよりもいかつい外見のやつですね。バーニアが増えてたりして

クワトロまずこのような時期差があることを覚えておいて欲しい。次に、初期型・後期型ともに、ジャブローで設計されたとおりの標準スペックの機種が存在する。これを標準型としよう

カミーユ仮に生産工廠によって一部部品が違っていたとしても、総合性能には変化が無い機種ですね

クワトロそして、より高い効率、より高い性能を実現するためにあえて標準スペック以上のものを実現させたタイプが存在する。仮に強化型としよう

カミーユなるほど、標準性能から外れた機種は、単により高い効率性を求めただけでなく、性能面での追求もあったんですね

クワトロそうだ。仮にGMを作るのにAという部品が必要として、その地域には同等品のBというパーツしか用意できないとする。しかし、実はCというパーツを使うと、ほとんど同じコストでより高い性能が実現できるとしたら、標準スペックに違反してでもCのパーツを使った方が良いということになる。それが、強化型のGMだ

カツ改時期差と性能差で、GMは4種類の系統に分けられるということですか…。一年戦争の終わりの方に完成したものなのに、凄いバリエーションですね

クワトロそれだけではないぞ。GMは性能を二の次に生産されたから、現場で使う側にとっては不本意な部分もあった。だから、現地で改修して性能を底上げしたタイプも多い。現地改修型というやつだな

カミーユ時期差・性能差に加えてそれぞれに現地改修バージョンがあるということですか…開発期間の割にバリエーションが多いわけですね

クワトロこれが連邦の国力ということなのだろうな。生産拠点の数も、部隊の数も多いから、それだけ地域差や配備先の差でバリエーションが生じることになる

カツ改ガンダムを量産すればいいわけではない、というのはなんとなくわかった気がしますよ。数を揃えるのが第一で、次に性能だとしたら、やっぱりGMをベースに強化していく方が早いですもんね

カミーユやけに殊勝だな、カツ

カツ改前に乗っていたネモが、そういった積み重ねの先に生まれた機体だったんだな、と思うとね

クワトロGMは元がガンダムだから、少なくともガンダムレベルまで強化する余裕があった。そのような拡張性も、一つの売りと言えるだろうな

カミーユそう言えば、GMIIの更に強化版も開発されているって言いますしね。元はガンダムの簡易型なのに、未だに現役っていうのは凄いと思います

クワトロ生産期間が短く、そして拡張性が高いMSがGM、ということだな。では次回は、連邦軍がGMを生産している間に開発されていたジオンのMS…ゲルググの話をしよう

カミーユいつまでもザクと通常兵器の話が続いていた時代が懐かしい…。
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2009/07/11 (土) 10:33:03 | | #[ 編集 ]
生意気じゃないカツははじめてですね、このシリーズではw
2009/07/11 (土) 18:14:06 | URL | こーらささわ #-[ 編集 ]
カツはなりたい自分と現実の自分のギャップを理解できないというだけで、
それを抜けば普通にいい子なんだと思いますよ。たぶん(笑)
2009/07/12 (日) 11:35:28 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
義父ハヤトの若いころのコンプレックスが噴出した形になってますよね、カツ
義父の背中に何か感じるものがあったのだろうか・・・
2009/07/13 (月) 19:09:50 | URL | 配達人 #-[ 編集 ]
ある意味では昔の男の子と今の男の子(当時の基準で)だったのかもしれませんね。
一番父親に似たんですかねぇ。
2009/07/13 (月) 21:21:45 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
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