がんだまぁBlog
ガンダムネタだけを語るブログです。
ジ・アニメ連載「ここまで書いたらヤバいかな!?」「ガンダムZZ読本」
 正確には『「ガンダムZZ」ここまで書いたらヤバいかな!?』『ガンダムZZ読本―これは買いだ!』です。キャラクター重視の描写で世界背景の説明が少ない「ガンダムZZ」の世界設定を紹介する、という企画で、当時のZZのキットインストを書いたりゲームブックを作ったりしていた伸童舎と、アニメの設定制作担当である近藤康彦氏によって作られています。「ジオンの幻陽」でのエゥーゴによるアクシズ攻略戦などはここが元ネタです。
 そのため、公式度としてはかなり高い代物なのですが、当時の雑誌以外に掲載されていないため、入手は非常に困難なのです。以前、ご好意によりコピーを譲っていただいたのですが、その記載内容を一部紹介したいと思います。

『「ガンダムZZ」ここまで書いたらヤバいかな!?』第1回
・アクシズは開戦準備のための資源採掘用に開戦の6年前につくられた
・デギンと手を結んだ宇宙資本系の総合企業体によってプロジェクトが進められた
・戦後、約一万人の軍人とその家族がアクシズに逃れた
・ハマーンの姉はドズルの妾で、アクシズへの移動中に死亡した
・シャアは定員過剰で暴動が起きかけていた人々をまとめ上げ、生きるための努力を行わせた
・ハマーンは指導者を夢見てシャアに協力を求めたが、「政治家の器ではない」と拒否された
・ハマーンは反乱分子を徹底して粛清し、シャアも地球圏の動向調査の名目でアクシズを追われた
・0083年に摂政に就任したハマーンは、地球圏帰還とジオン公国復興を目標とした
・ハマーンはザビ家信奉者の旧軍人よりも、自分自身を信奉する新兵を求めた
・ハマーンがグレミーを泳がせていたのは、ミネバの代替と考えていたため
・当時の連邦軍は大局的見地に立てる人間が居なく、アクシズやエゥーゴの地球再侵攻はあり得ないと思っていた
・メラニーはじめエゥーゴの上層部は、戦争の長期化と連邦の弱体化を狙うため、あえてアクシズに全力で抵抗しなかった
・アーガマが単艦運用されていたのは、ちゃんとアクシズに対抗しているというポーズのため
・マシュマーがシャングリラを攻撃している間、キャラのランドラ隊は同じサイド1のエルドラドを、ラカンのサンドラ隊はアルカディアを制圧していた
・第一次地球降下作戦において、ライン・ドラグンとルイ・バザール率いる部隊がダカールの連邦議会を制圧した
・同時に降下した特殊部隊は、アフリカの連邦基地を回ってティターンズの残党を吸収していった
・ハマーンが降下したのは第二次降下作戦
・アフリカのジオン残党は、FLN(アフリカ民族解放戦線)の傭兵となることで生き延びていた
・ドワッジ改の改装なども、FLNによって行われた

『「ガンダムZZ」ここまで書いたらヤバいかな!?』第2回
・キリマンジャロ基地は山頂こそ吹き飛んでいたが、ふもとの基地は無事であったたため、制圧されてネオジオンの拠点となった
・サイコガンダムMk-IIは後続の降下部隊により、キリマンジャロに持ち込まれて残されていた強化人間のデータにより調整された
・コロニー落としを察知し、メラニーは慌ててアクシズ攻撃を指示した
・地球の部隊がハマーンの部隊を牽制し、ハマーン不在のアクシズをエゥーゴが落とす予定だった
・地球の攻撃はネオジオンがFLNやティターンズ残党を吸収したためうまくいかなかった
・宇宙の攻撃はネェル・アーガマの開発が間に合わなかったこととアクシズの戦力が予想以上だったことで失敗した
・この当時、アクシズにはマシュマーの乗るリゲルグとキャラの乗る新型機が配備されていた
・アクシズ攻撃失敗により、メラニーはハマーンにサイド3譲渡をもちかけるが、メラニーの別荘もあるダブリンにコロニーを落とされてしまった
・青の部隊のディザートザクとアイザックは、FLN経由でネオジオンから譲渡されたものである

『ガンダムZZ読本―これは買いだ!』第1回
・ジャムル・フィンはガザシリーズとして計画されていたが、サイズと出力からMAに分類された
・ドーベン・ウルフはバイオ・センサーとの連動により一般人でもサイコミュを使用可能とする
・アクシズでもZZガンダムと同等のメガコンデンサーの開発に成功し、ゲーマルクに搭載された
・ネェル・アーガマはアーガマ級2番艦
・ハマーンはサイド3制圧後、まず宇宙から制圧していく計画をたてた
・ネオジオンの強化人間の技術は脳改造によるもの
・マシュマーはシャングリラでの失態により精神失調をきたし、使い物にならなくなったため強化された
・イリアはマシュマーの監視役、ニーとランスはキャラの監視役だが、本来ニーとランスはハマーン親衛隊のエリートだった
・エゥーゴが連邦軍内での情報収集や資材調達を可能としていたのはブレックス個人の力によるところが大きかった
・ブレックスが死に、シャアが去ったエゥーゴをまとめる者はいなく、ウォンやメッチャーでは成果も挙げられず、それ故にガンダムチームへ嫉妬するというオールドタイプ的思考が見られるようになった
・リゲルグは本来マシュマーが訓練中に愛用していた機体。イリアはマシュマーをバイオ・センサー搭載型のザクIII改に乗せるため、自らリゲルグに乗るようになった

『ガンダムZZ読本―これは買いだ!』第2回
・一年戦争後、サイド3の全てのコロニーは武装解除された
・一年戦争時代、ミノフスキー粒子により損傷した艦艇の帰還率が大きく下がったため、味方との連絡が取れなくなった部隊の停泊用として、各地に非武装中立のコロニーが設定された。タイガーバウムもその一つ。
・中立のコロニーは周囲の圧力をあまり受けないため、コロニー公社が自由に振舞っていた
・タイガーバウムに貧しい人が多いのは、スタンバとコロニー公社が共謀して税金を高くしているため

『ガンダムZZ読本―これは買いだ!』第3回
・バイオセンサーは座っただけで人の意志を読み取れるもの
・サイココントロールシステムは、バイオセンサーの受信部をコンパクト化した装置をパイロットに取り付けることで使用する
・ジオンを捨てることで戦後を生き延びてきたジオン共和国の人々にとって、アクシズは招かれざる客だった
・ネオジオンは共和国民の資材・人材を徴用していったため、市民の反感を招いた
・キャラを始めとする親衛隊は、ジオン共和国内の反乱分子掃討の任を与えられた
・43話でハマーンを守って死んだ側近はロイヤルガードのナンバー1,2であり、全身銀色のガズL・Rを駆っていた


 以上、めぼしい記述はこんなところです。気になるところとしては、サイド3の譲渡権をメラニーが持っているということや、コロニー公社に税金を上げる権限があるということでしょうか。
 前者は、メラニーに直接サイド3の趨勢を決める権限があったのではなく、それを可能とするほど大きな政治力をもっていたということなのでしょう。当時の連邦の政権を握っていたであろうエゥーゴの実質的トップですから、事実上首相を好きに動かせる立場にあったのかもしれません。
 後者は、普通税金を決めるのは行政機関であり、コロニーの市長であるはずなのですが、ある意味ではコロニー公社というのはコロニーのインフラを賄う、市役所に近い存在ですから、事実上役所の役人レベルの権限を持っていたのかもしれません。首長は政府の人間、その下で働くのは公社の人間であり、純粋な政治家や公務員というのは存在しないのがスペースコロニーだったということでしょうか。

 地味にネェル・アーガマがアーガマ級2番艦って書かれているのが微妙なところです。ペガサスIIIとかぶっちゃってますね。まぁ、ネェル・アーガマは見た目的にもアーガマ級とは別物なので、せいぜい「本来2番艦となるはずだったものを大改装した」ってところでしょうか…。
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コメント
コメント
コロニー公社は事実上の地方自治体だと考えればそれほどおかしくないんですけどね。

連邦政府が直接コロニーを統治しているというのではなく公社を通じての間接的な統治体制を取っているなら(あたかも植民地経営における東インド会社のように。)税金云々の話もありえない話ではないでしょうかね。


ネェル・アーガマはエゥーゴ向けのアーガマ旧二番艦で、ペガサスⅢは連邦軍向けの「ペガサス級の発展型戦艦の二つ目」だったとか・・・

いや、あの会社ならそれぐらい・・
2009/04/21 (火) 19:59:13 | URL | ドクトルK #-[ 編集 ]
>キャラの乗る新型機

実は、この時点では謎だったんだよねぇ・・・
幻陽でゲーマルクと判明しましたが。

>青の部隊のディザートザクとアイザックは、FLN経由でネオジオンから譲渡されたものである

実は、地上残留ネオジオン残党軍機体の一般カラーは青系が多いのですが(リターン・オブ・ジオン)、青の部隊譲渡機は偶然にもカラーが一致した可能性も?
2009/04/21 (火) 20:54:26 | URL | とっぱ #B8xSsyyA[ 編集 ]
マシュマーが強化されたのをずっと疑問に思ってたんですが精神失調とはマシュマー自らから志願したのかなぁ?ハマーンからそんなムゴイ事しませんよね?
2009/04/22 (水) 01:20:32 | URL | ロウ #-[ 編集 ]
ガズ・Rとガズ・Lの開発経緯に関する話はないですかね?
2009/04/22 (水) 12:16:31 | URL | 叡天 #-[ 編集 ]
>ドクトルKさん
なるほど、東インド会社ですか。確かにそうかもしれませんね。
なんというか、ほんとスペースノイドって相当な被差別人種なんじゃないかという気がしてきました。

ネェル・アーガマの方がむしろ二番目のアーガマ級、という意味合いにとれるような気もします。
ペガサスIIIってほとんどアーガマそのものですしね…。

>とっぱさん
ちょっと、あの時点でゲーマルクは早すぎる気もするんですけどね。
AMX-105プロトゲーマルクとかそんなんでもよかったです(笑)

地上軍に青いカラーが多いのはグフの影響ですかねぇ。
意外と夜の砂漠なら迷彩になったりするんでしょうか。

>ロウさん
今回の文章を読む限りは、ハマーンはそうとうエグいことしてそうな感じです。
若い女性特有の容赦なさみたいのがあるのかなという気もします。

>叡天さん
ガズL・Rに関する設定は全然無かったです。
あのあたりはミッションZZとキットインストがほとんどなんじゃないかなと。
2009/04/24 (金) 21:17:28 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
遅ればせながら、こちらへのリンクを貼らせていただきました「汁魂」のpaamasoです。
ブログのほうもざっと拝見させていただいたのですが、非常に参考になります。

このZZの設定も面白いですね。
ちなみに、ジ・アニメの何年何月号になるのでしょう?
2009/05/11 (月) 01:33:39 | URL | paamaso #LJo4KQSE[ 編集 ]
ご連絡ありがとうございます。
こちらこそリンクの報告もせず申し訳ないです。

この設定は86年9月~87年1月号に掲載されたようです。
以降休刊となっているそうなので、事実上最後の企画っぽくなってるみたいですね。
2009/05/12 (火) 22:23:35 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
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