がんだまぁBlog
ガンダムネタだけを語るブログです。
キャリフォルニアベースのドム
 ジオンの重力下用MSのほとんどを生産していたキャリフォルニアベースでは、当然ドムも生産されています。しかし一方で、キャリフォルニアベースでは、わざわざトロピカルドムを増加試作したり、ドムキャノンを生産しています。通常のドムの生産ラインがあったなら、何故そんなことをしたのでしょうか。

 そこで推測されるのが、「キャリフォルニアベースでは、ドムの生産ラインが整っていなかったのではないか?」ということです。ブルーボーンと呼ばれる部隊が「北米唯一のドム部隊」とされるなど、北米地域ではドムという機種はレアであったようですし、それはアフリカ方面へほとんどの機体を振り向けていたからだということにしても、アフリカへもドムの配備は遅れ、それ故にザクデザートタイプが重宝されたという設定があります。
 J型ザクのラインを流用することが可能だったグフに比べ、ドムはそれまでのMSとは一線を画す設計となっているため、その生産ラインは新規に調達する必要があったものと思われます。同じツィマッド社でもゴッグのラインの流用は利かないでしょうしね。
 となると、ドムの生産ラインを軌道に乗せるには、かなりの時間が必要だったのではないでしょうか。

 また、ドムの配備が遅れた理由の一つに、リックドムの採用が絡んでいたとも考えられます。ドムは当初純粋な陸戦用MSとして開発されたはずなのですが、ドズルの一声で急遽宇宙用も開発されることになった、という機体です。
 宇宙用となれば、当然生産も宇宙で行われることになります。ドムとリックドムはラインを共用できるはずですので、陸戦用のドムもリックドムと同じ工廠で生産した方が効率は良くなります。これが、地上拠点でのドムの生産が遅れたことに繋がっているのではないでしょうか。

 そのために、キャリフォルニアベースはドムの大量生産に踏み切ることが出来ず、その前段階であるプロトタイプ仕様の増加試作に留まっていた…ということなのかもしれません。
 持論として、当初のドムはプロトタイプの仕様のまま量産される予定だったが、リックドムとの構造の共通化によって設計が見直され、アニメに出てきたドムの仕様で量産された、というのがあるのですが、これを含めて考えると、プロトタイプのままで一定のラインを準備していたら、仕様が変更になってしまい、それに対応できるようになる前に数をそろえる必要が生じたために、トロピカルテストタイプの増加試作に踏み切った、ということなのかなと。

 一応、その後ドムの生産ラインはある程度稼動したのではないかと思いますが、ドムトローペンが生産されたとされているあたり、すぐに統合整備計画のラインに切り替えられたんじゃないかという気もします。もっとも、単純に宇宙から下ろされたドムフュンフをTROP仕様に改修しただけなのかもしれませんが、HGUCインストなどで「生産」という表現を使っているので、やっぱりそこで作っていたのかなと。とはいえそれも、時期的に考えて大量生産というレベルではなかったでしょうけど。
 逆に、従来型のドムのラインがしっかり稼動していた宇宙では、同じラインをより流用できそうなリックドムIIが優先的に生産されたのかもしれません。

 陸上の王者となるはずだったドムが、実は宇宙用に転用するために生産体制の確立が遅れたのだということであったなら、なんとも皮肉なものですね。
スポンサーサイト
コメント
コメント
ツイマット社は見切りライン確保がお家芸(笑)なので、それも有りかもしれませんね。
なにせ、ギャンやガルバルディのライン確保してるし。
そのあたり、一定数の先行量産機が存在しているのには、いい理由になりますね。
あと、B型ドムラインが整って時を置かずして、G型ドワッジラインに改良されてしまっていたとか(w
2009/04/12 (日) 02:28:01 | URL | とっぱ #B8xSsyyA[ 編集 ]
ガルバルディはゲルググのラインを利用できる機体だからまだわかりますが、
ギャンのライン確保はやりすぎですよね(笑)

B型とG型は基本的にライン共用できると思うんですが、
そうなるとやっぱりF型が曲者になってしまいますね。
2009/04/12 (日) 19:53:52 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
>リックドムの採用

一機種を徹底的に使いまわすというジオンの発想からすれば別段不思議ではないとは思いますけどね。

ザクの後継機種の要求は地上のみならず宇宙でも同じことだったということでしょうね。(08のジムの件を考えるとオデッサの頃にはある程度MSの配備も始まっていたんでしょう。)

もう一つはジオンのMSの生産拠点のメインはどこなのか、ということですが・・・やはりグラナダやサイド3からMSを下ろしていたんではないでしょうか・・(数ヶ月で生産ラインを作ることは、さすがに無理があるような。)

キャリフォルニアのラインが完成する前に戦況が悪化してしまったというのが実情で、結局現地改修用の施設で終わったということでしょうか。
2009/04/17 (金) 19:25:45 | URL | ドクトルK #-[ 編集 ]
んー、ジオンって水陸両用MSに複数機種を採用したり、
「主力MS」以外に関しては割と節操無いんですよね。
ドムの場合、局地戦用のつもりで作ったら主力になっちゃったという面があるのかなと思います。

ラインに関しては、難しいですね。
制圧した敵の施設でザクを生産している上に、
取り返した連邦もそこでジムを生産したりしてるんで、
宇宙世紀の生産ラインの整備速度は現代の常識を遥かに超えているようにも思います。
2009/04/17 (金) 20:10:39 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
キャリフォルニアベースの生産ラインに関してですが、こういうのはどうでしょうか?

まず連邦とジオンの工業規格が同一であると言う事と、それ故生産設備の基礎部分は同一であったと言う前提が必須です。
その上でキャリフォルニアベースの生産ラインをジオンはフルで使う事ができず、一部基礎状態のまま放置していたのではないか?という案です。
放置されていた理由はやはり度重なる生産MSの変更と各種局地戦MS改修パーツの製作でライン増設に必要なマンパワーが不足していたと言うあたりではないかと。

その基礎状態までで放置されていた生産ラインが残っていれば、ジャブロー生産ライン用保守部品を利用すればGMの生産ラインはかなり早く設置できたのではないか?と考えますが如何でしょうか?
2009/04/18 (土) 04:17:40 | URL | 人型生命Q #-[ 編集 ]
意外と、内部機器に関してはジオン系も連邦系も同じ部品を使っていた部分はあったのかもしれませんね。
アナハイムはジムを生産する一方で局地戦用ザクの開発もしてますし。

ジオンがキャリフォルニアの施設を全て使っていたわけではない、というのもあり得ると思います。
あるいは、キャリフォルニアには取り寄せたパーツを組み上げる下請けがいるだけで、
根本の基礎的なパーツ部分は流通に頼ってたりしてたのかもしれません。

個人的には、ジムがキャリフォルニアで生産されたのは戦後であると思っています。
いつまでに生産されたか、という設定はないはずなので。
2009/04/18 (土) 14:22:09 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
>いつまでに生産されたか、という設定
模型のインストを設定として認めるのならばですが、HGUCおよびMG RGM-79(Ver1.0)に次の記述が・・・
~およそ6ヶ所(同年12月以降に奪回されたキャリフォルニアベースなどを含む)を生産拠点として、いわゆる第二次量産機が、終戦までに288機生産されていると言われている。~

この「およそ6ケ所」がどこかと言う事と、第二次量産機はコマンド系を含む後期量産型とイコールなのかでかなり話が違ってきてしまうので結構悩みの種だったりします。
考察掲示板の一年戦争戦略論1:ア・バオア・クー攻防にこっそりこの数字を元にした場合の星一合作戦参加MSの考察を載せてますのでそちらも良ければ参考にご覧くださいませ。
2009/04/18 (土) 18:18:44 | URL | 人型生命Q #-[ 編集 ]
おっと、終戦まで、という文言がありましたか。
これでは今の設定で考えると半月程度しか猶予がありませんから、
本当にパーツ持ってきて組み上げたレベルとしか思えないですね。

MGのジム2.0の解説においては、あくまで288機のジムは「先行量産型の後期型」であって、
それとは別に「後期生産型」としてジム改やコマンド系がある、と解釈しているようです。
2009/04/19 (日) 22:35:56 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック
copyright © 2017 がんだまぁBlog all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.