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ガンダムネタだけを語るブログです。
GディフェンサーとフルアーマーMk-IIが競合する理由(追記改変済)
 FXA-05D"Gディフェンサー"とFXA-03ガンダムMk-II用フルアーマーパーツは、競合したということになっています。これは、単純に「機動力と火力の強化」か「装甲と火力の強化」かを比較したものであると考えられますが、よくよく考えると少し変です。
 というのも、アナハイムはガンダムMk-IIの実機を2機程度しか保有していないわけで、たったそれだけのために強化案が二者択一で開発されるかということになると、かなり疑問に思うからです。
 普通に考えれば、Gディフェンサーとフルアーマーは純粋にガンダムMk-IIのために開発されたというよりは、「ガンダムMk-IIを利用してテストを行うため」に開発されたとした方が自然です。

 だとすれば、Gディフェンサーとフルアーマーは、一体何のために開発し、何故競合したのでしょうか。

 そのためにはまず、ガンダムMk-IIを運用することが何のテストになるのか、ということを考える必要があります。
 ガンダムMk-IIの延長線上にあるMSというと、ジムIII、バーザム、ジェダあたりが挙げられるのですが、この中で純粋なアナハイム製MSと考えられるのは、ジェダだけです。ジェダにしろ、その先にあるジェガンにしろ、特にGディフェンサーのデータが反映された形跡はありませんので(ジェガンにはBWS装着案があったという説もありますが、それはリ・ガズィのデータ反映でありGディフェンサーではないでしょう)、特に関係がないように思えます。
 Gディフェンサーの延長線上としては、Dディフェンサーを装着したスーパー・ディアスという機体がありますが、このDディフェンサーはGディフェンサーとは似ても似付かぬ形状をしており、直系の後継機とは考えにくいものがあります。そもそも、Mk-IIとディアスはそれぞれ純連邦製と純アナハイム製の最右翼とも言うべき両極端な機体です。スーパーガンダムからスーパーディアスが生まれたというのは、GMの改修案をベースにザクの改修型を開発したことと同じようなもので、コンセプト的な類似はあっても直接開発計画が繋がっていたものとは思えません。初めからスーパーディアスを作るつもりだったのなら、ベース機はせめて百式かネモあたりになるべきでしょう。

 ならば、ガンダムMk-IIを母体とするテストの恩恵を受けるMSとは一体何なのか。それは、Zガンダム以外に考えられません。何故なら、ZガンダムはガンダムMk-IIのムーバブルフレーム構造を参考にしなければ生まれ得なかった機体、すなわち、ガンダムMk-IIのフレーム制御系を直接受け継いでいる機体だからです。
 実際、「Zワールド」ではZガンダムはガンダムMk-IIのMASシステムを使っているという記述があります。これは、Zガンダムのフレーム制御システムにガンダムMk-IIのものをそのまま使っているという意味であり、両MSが全く同じシステムを共有していることを示しています。
 つまり、ガンダムMk-IIでテストを行うということは、Zガンダムのフレーム構造のテストを行っていることと同義になるわけです。ガンダムMk-IIが実戦に使用され続けたのは、このZガンダムのためのデータ収集のためだろうというのが現在の自分の見解です。

 となると、Gディフェンサーとフルアーマーもまた、ゆくゆくはZガンダム系のMSに反映されることを前提として開発されたものであると思われます。
 そう考えると、GディフェンサーとBWSの類似点というものが一つの線につながり、スーパーガンダム→ZプラスR型→リ・ガズィという発展の系譜が現れてくるのです。そうであるならば、フルアーマーの方は、フルアーマーZガンダムに発展する予定…だったのかもしれません。

 ただし、ここで考慮したいのは、GディフェンサーもBWSも、非可変MSに装着することを前提とした装備であったということです。これはおそらくフルアーマーも同じでしょう。増加装甲を装備したまま変形する、というのは無理があります。Ex-Sガンダムのようにむしろ変形させるために増加装甲を装備するというパターンでもない限り、装甲の強化は変形の排除と同義です。ZZガンダムはそうでしたし、フルアーマーZガンダムも変形は想定していないはずです。
 ということは、Gディフェンサーにしろ、フルアーマーにしろ、これらは「非可変のZガンダム」のために開発された装備なのではないか、と推測することが出来ます。つまり、MSZ-007量産型Zガンダムへ反映させることを想定していたのではないか、ということです。Gディフェンサーの直系の後継機が見られないのは、量産型Zガンダム自体が廃案になってしまったからなのかもしれません。その競合機であった百式改にはフルアーマーが採用されているところが、また面白いですが。

 もっとも、Gディフェンサーが可変型Zのために開発された可能性も否定しません。Zガンダムの強化案として、変形機能を残した高機動ユニットを装着する案か、変形機構を殺してでも増加装甲を装着してMS形態に特化させるか、という案があったという解釈です。
 この場合、ZプラスR型が実は所謂「スーパーゼータ」的な仕様で、リ・ガズィはこのZプラスR型を可能な限り可変機構を省略する形で再現しようとした機体、と解釈することで、ZプラスR型が何故可変機であるC1型ベースだったのか、という疑問を片付けることが出来ます。
 こちらの考え方を取った方が、「実は量産型ZガンダムにはGディフェンサー的なユニットを合体させることが可能だった」という新設定を作らずに、実体が謎であったZプラスR型の設定補強を行えるという意味では、合理的な解釈かなと思います。

 Gディフェンサーとフルアーマーが競合した理由、それは「非可変MSに可変MSの特性を持たせるか、あくまで純粋な非可変MSとして運用するか」ということであったか、あるいは「可変MSの機動性を更にアップさせるか、MS形態の性能に絞って強化するか」ということであったか、ということなのかなと思います。どちらの方が妥当な解釈かは、現時点ではまだ結論が出せません。
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コメント
コメント
結論はメタスの一人勝ち?(w

>ガンダムMk-IIを運用することが何のテスト

ネモじゃなかったっけ?(ディフェンサー・キットインスト)
一応、MK-IIデータをフィードバックしてる機体だし。

>フルアーマーの方は、フルアーマーZガンダムに発展する予定

FAゼータのバックパックがMK-II系なのはソウイウコトカ?
2009/01/30 (金) 22:35:52 | URL | とっぱ #B8xSsyyA[ 編集 ]
結びの文章を完全に変えてしまいました。

メタスとスーパーガンダムがリゼルとリ・ガズィに昇華したと考えると、
MA重視かMS重視かという意味で比較対象にはならないのかな、と思ったり。

Gディフェンサーのインストの書き方だと、
「1機しかないMk-IIだけにしか使えないのも問題なのでネモにも対応できるようにした」という感じなんですよね。
そもそものMk-IIを強化するためのパーツ、という前提条件自体に異を唱えているので、
ネモのためにGディフェンサーを開発した、とは考えにくいです。

FAゼータは確かにバックパックがMk-IIっぽいですね。
装甲形状がもう少し似ていれば説得力があったんですが、
FAゼータの装甲は合体して飛行メカになるあたりがFXA-03っぽいとか思ったり(笑)
2009/01/30 (金) 23:11:50 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
ZプラスR型との関連性を考えるなら、一連の「プロトリ・ガズィ案」にも昇華されているという流れにも繋がるかと…
RGZ-91-X2の機体構造はGデフェンサー系という事ですし。
2009/01/31 (土) 00:08:21 | URL | コンラッド #8l8tEjwk[ 編集 ]
モデグラ設定のプロトリ・ガズィですか。
系譜としてはリ・ガズィの前段階なんで組み込むことには問題ないかなと思います。
あとはファミリーソフト系のMSZ-007バリエーションですかね。
あれが「Gディフェンサー的ユニットに対応した量産型Zガンダム」だったと繋げられると良いのですが。
2009/01/31 (土) 22:05:55 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
>RGZ-91-X2の機体構造はGデフェンサー系
>ファミリーソフト系のMSZ-007バリエーション

そういえば、RGZ-91AO/MSZ-007ARはバックパックの形状がGDFのサイドポーンツーンに酷似している・・・・
とは、2007年07月06日 (金)の日記に書いたデジャブ(w
2009/02/01 (日) 06:15:35 | URL | とっぱ #B8xSsyyA[ 編集 ]
リ・ガズィカスタムも含めて、似ていると言えば似てますね。
この辺の構造が「変形の簡略化」が目的だったのか、「フライングアーマー装備とは違うコンセプトの追求」だったのかが見えてくると、
答えを絞りやすいのかなと思っているのですが…。
2009/02/01 (日) 22:41:34 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
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