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ネオ・ジオンMS名鑑(2) AMX-102 ズサ
 今回はズサいきます。どういう順番で続けていくか、お分かりになるかと思います。

 なお、ズサ・ダインは型番が異なる機体なので別機種としてバリエーションには含みません。当然ズサンも遠い未来の別機体です。

AMX-102 ズサ(ZSSA)
 AMX-102ズサは、アクシズが開発した後方支援・突撃戦用MSである。

<開発背景>
 アクシズは、地球攻略作戦の実施にあたり、かつてのグフとド・ダイYSの連携行動を模した戦術を構築していた。ただし、技術の進歩によりド・ダイYSのコンセプトはサブ・フライト・システムとして昇華し、ド・ダイ改と呼ばれる機体に発展していたために、「爆撃機にMSを載せて侵攻する」という戦術は、「爆撃機とSFSに乗ったMSで侵攻する」という戦術に変化した。
 しかし、純粋な爆撃機では高速の可変MAやSFSに乗ったMSには対抗できない可能性があったため、実際はMSと爆撃機の機能を組み合わせた機体が開発されることになった。これが、ズサと呼ばれる機体である。
 開発はガルスJと同じ工廠により行われ、おそらくは同様に地球圏の技術を持ち帰った技術者たちによって設計されたものと思われる。

<機体概要>
 このMSは、コンセプト的には一年戦争末期に開発されたMS-13ガッシャを継承する機体であるが、設計は完全に改められている。当初は空間戦用の突撃艇型MSゾノスとして設計されていたが、ガルスJの支援を前提とした重力下用の機体となることが決まったために、再設計されている。ミサイルポッドを併設した飛行用ブースターポッドの装着を前提とし、MS本体にも大量のミサイルを内蔵している、言わば動くミサイル砲台として完成した。その火力はMAに匹敵する。
 ミサイルは、一年戦争当時はミノフスキー粒子の使用を前提としていたためにジオンのMSが使用することはほとんどなかったのだが、一年戦争後は恒常的に粒子散布が行われることはなかったために、粒子を散布する前に電撃戦で先制攻撃を行うという戦法がとられるようになった。ズサがミサイルを主武装としているのも、粒子の散布が行われる前に攻撃を攻撃を仕掛けることを前提としているからである。また、技術の進歩により、有視界戦レベルでの無線誘導ミサイルは運用可能となったことも主武装に選ばれた理由である。
 ズサは外付けのミサイルポッドの他に、腕部、大腿部、脚部にミサイルを内蔵している。これは従来のモノコック構造のMSでは実現不可能な構造であり、ズサがムーバブルフレーム構造であることを暗示していると言える。また、全備重量はミサイルをフル装備した状態を想定して設定されており、ミサイルを全て撃ち尽くした後の本体重量は、当時のMSとしては圧倒的に軽量であった。そのため、パイロットによっては尋常ならざる高機動戦闘を可能としたこともあり、MS本体の性能が評価され、後にズサ・ダインと呼ばれる再設計機を生み出している。

<運用過程>
 この機体はガルスJ同様、試作機が巡洋艦エンドラに搭載されているが、やはりガルスJ同様にマシュマー・セロにより実戦投入されている。その後地球侵攻作戦用に量産され、高い戦果を挙げた。
 また、空間戦用の機体も生産されており、突撃艇的な運用が可能なMSとして活躍している。巡洋艦エンドラIIに配備された機体はエゥーゴのネェル・アーガマに一定の打撃を与えたものの、その後格闘戦に移行しなかったことをマシュマーに叱責されるという逸話も残されている。

<評価>
 ガルスJ同様、地上での活躍の場は限られていたズサであるが、突撃艇としての運用が可能であることから、空間戦においてはガルスJ以上に活躍し、本来の支援機としてではなく、単独の戦力としても評価されるべき機体である。
 また、ミサイルを内蔵しない状態での機体の運動性が本来のコンセプトとは別の評価を与えられ、純粋な格闘戦用の後継機として発展したことは、この機体の設計の優秀さを物語っていると言えるだろう。
 コンセプトベースとなったMS-13ガッシャは、水陸両用MSのコンセプトを汎用MSに転用した実験機でしかなかったが、ブースターユニットとの役割分担を徹底化することにより、一定のコストパフォーマンスでMA的な重火力と格闘戦用MSの高機動を段階的に両立させたシステマチックなMSに化けたという結果を生み出したのは、連邦系の技術を学んだ開発者の柔軟な発想によるものだったのではないだろうか。

<バリエーション機>
(制式バリエーション)
○ズサカスタム(AMX-102C)
 機体各部のミサイルポッドを廃し、代わりに推進器を増設することで本体の格闘戦能力を最大限に追求した仕様。右腕は速射式ビーム砲"ガン・スピア"に換装されている。
 本体重量は更に軽量化されているが、ビームキャノンとミサイルポッドを搭載したブースターユニットを装着することで汎用MSとして運用することも可能である。

<参考文献>
1/144ズサ解説書
MS大図鑑Part.2 グリプス戦争編
データコレクション 機動戦士ガンダムZZ
機動戦士ガンダムZZ フィルムブック
MS大全集
ガンダムメカニクスIV
ガンダムウォーズ2 MISSION ZZ
ホビージャパン別冊 機動戦士ガンダムZZ
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コメント
コメント
この機体が革新的なのは、素体の全高が低いことですな。
横幅があるのがちと難点ですが、カプールと共に小型MSの走りなのかもしれませんな。
2009/01/29 (木) 21:25:29 | URL | とっぱ #B8xSsyyA[ 編集 ]
あ、そのこと入れるの忘れてました。まさに仰る通りですな。
案外、ゴブリンと関連のある機体だったりして…。
2009/01/30 (金) 22:07:51 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
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