がんだまぁBlog
ガンダムネタだけを語るブログです。
今だからMSVを語れ!「MS-06R-2 高機動型ザクII後期型」編
 06R-2を「後期型」と称したのはギレンの野望が初めてだったでしょうか。R-1Aが改良型なんですよね。実情に合わせるなら、R-1が初期生産型もしくは先行量産型、R-1Aが二次生産型とか量産型と呼んだ方が良いのかも知れませんが、R-2は量産もされていなければ改修度も高い別物の機種ですので、後期型という呼称しかないのだろうなと思います。

 という字面の話はさておき、今更R-2型の話。本当はMG2.0が出たときにすればタイムリーだったんですが、今回のネタを思いついたのはもう少し後の話でしたので。

 MS-06R-2という機体は、F型の改修では済まずほとんど再設計となったR-1型を、更に全面的に再設計したという、もはやザクと呼んでいいのかどうかさえ怪しい特注仕様の機体です。
 そういう設定で、しかも4機しか生産されていないわけですから、パーツ供給の都合もつかない、ほとんどワンオフ的な機体なのだろうとこれまでは思っていました。だからこそ、実際は戦術兵器としての役割よりも、プロパガンダを主目的とした、ある意味ではヅダに近いような機体だったのではないか、と考えていました。
 なので、ドムの生産ラインを流用できるリックドムに比べて生産性はかなり悪いはずで、そりゃ採用されるわけがない…と思っていたのです。

 しかし、MG(1.0)のインストを入手してみたら、どうも少し考え方を改めた方が良いという事に気づきました。このような文章が書いてあったのです。

・MS-06R-2の腕部モジュールは、装甲材の材質以外にもかなりの変更が施されている。それは、この機体に当時開発途上にあったMS-11(後の14)の流用部品が数多く採用されているためである。
・R-2の脚部ユニットは、プロペラントタンクを内装する大腿部以外、全てMS-11で開発されていた新規格の装備品で構成されている。
・基本的には次期主力機として開発されていたMS-11のアビオニクスにザクのシルエットをもつ装甲をかぶせただけとも言えるもの

 06R-2の内部構造は、「全くの新規」ではなく、「ゲルググ用のパーツを流用したもの」だったんですね。つまり、06Rとゲルググで共通となっている構造の部分が、全てゲルググのものに交換されているイメージでしょうか。
 MSVの時点で、ジェネレーターがMS-11のものであるという設定はありましたが、腕や脚までMS-11の流用であるというのは多分ここが初だと思います。
 06R-1の構造が残されているのは、せいぜい頭部と肩アーマー、大腿部くらいなものなのかもしれませんね。ランドセルも違うデザインだし、コクピットも開閉方式が改められてるだけでなく、仕様自体がゲルググのものなのかもしれませんし。
 また、06R-2は基本的に内装だけがMS-11ですが、外装にまでそれを流用したのがMS-06R-3ということなんでしょうね。R-3Sなんかは、肩や腕がゲルググと同様の構造ですし。

 となると、もしR-2型がリックドムに勝利して採用されていたとしたら、先行して生産されているゲルググ用の部品のラインを利用することで量産する予定だったんでしょうね。ある意味ではゲルググの先々行量産型みたいな感じで。
 もしそうなっていたら、あるいはパーツの供給体制が整っているためにゲルググの採用自体も早まっていたかもしれません(単に強力な後継機が欲しいのであれば、ビームライフルの完成まで待つ必要もないわけで…)。リックドムの採用はその時点ではベストの選択でしたが、ゲルググ採用のことまで考えていれば、もしかしたら06R-2を採用した方がよかったのかも…。
 まぁ、乗りこなせるパイロットがいなくて結局無理だったんでしょうけどね。06R-2が12機いてもガンダム相手に3分もたなかったりして。逆にコンスコンの部隊のパイロットが手練れ揃いだったのであれば、むしろ3分以上もたせられたのかもしれませんが。
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コメント
コメント
なんかギレンの野望でやってくれたら面白そうなネタですね
次期主力機までの繋ぎのMSでMS-06R-2を選ぶとゲルググの開発期間が短くなるとか
でもまぁ、何度も主力機選びが入るとゲームのテンポが悪くなりますかね
2008/12/21 (日) 14:28:53 | URL | わんこ #WGv/JGO2[ 編集 ]
>06R-2の内部構造は、「全くの新規」ではなく、「ゲルググ用のパーツを流用したもの」

そう考えると、戦後確認された説のあるR-2似の機体の部品調達経路が説明できてイイ感じです。

「MSV戦記ジョニー」R-2モドキ?と「ガンポン3」デラーズ製R-2/F
2008/12/22 (月) 00:43:23 | URL | とっぱ #B8xSsyyA[ 編集 ]
>わんこさん
06R-2だとifバリエーション展開が少ないのがネックですね。
リックドム自体がバリエーションの少ない機体ですし。
リックドムIIの代わりにR-3型くらいでしょうか。
あとはリックディアスがディジェに…

>とっぱさん
わざわざ5機目を増産した「最期の赤い彗星」なんかも説明できそうですね。
銀狼なんかもそうなんですかねぇ。
2008/12/22 (月) 20:42:23 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
プラモ並べると感じるんですが、ザクとゲルググでは、機体容積が全然違うんですよね・・・

どこらへんにパーツを流用してるのか、考察してみる価値はありそうだ。
2008/12/22 (月) 22:16:31 | URL | 叡天 #-[ 編集 ]
確かにそうなんですよね~。
推進器とか関節モーターとか、そういうレベルでしょうかね。
2008/12/23 (火) 20:06:28 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
MS11の開発時期
 インストの通りだとするとプロタイプゲルググとも呼ばれる06R-3はおろか06R-2の開発中には既にMS11の開発が始まっていたことになりますね.(かたちになっていたかどうかは別にして.)
 年表によると06R-2がMS09-Rにコンペで敗れたのがU.C.79年7月31日なのでそれよりも更に早い時期にMS11の開発が始まっていたことになります.まだこの時点では発注前でジオニック社内で独自に開発されていたものと考えられなくはないですが(インストの文章を読む限りではそう解釈はできそうもありませんが)、この時点でMS11の型番が与えられていたのならば既に軍の発注があったことになります.発注前の機体に軍の型番がつくわきゃないので.
 現実世界でも軍からの発注があって開発が始まるのが普通で、開発にはには莫大な費用がかかるのに買い手の当ての無いまま先に機体を開発して完成後に売り込みをかけるなんてことはまず無いらしいので.
 だとしたら戦時中のかなり早い時期、へたしたら開戦前にザクの後継機としての次期主力MSの発注が軍からあったことになります。その場合、実際に連邦軍のMSの脅威を目の当たりにした9月18日以降に対ガンダムとしての仕様変更や追加の要求が軍から出されたという解釈になるんでしょうか.
 『06R-2で使用されたパーツがMS11でもそのまま採用された』という表現なら時系列的に何も問題なかったんですが.まあ開発期間のことを考えるなら軍の発注から1ヶ月かそこらで試作機が完成するよりは上記のように考えた方が現実的なのかもしれませんが.

>ザクとゲルググでは、機体容積が全然違うんですよね・・・
MS-06R-2
本体重量
49.5t
全備重量
75.0t

MS-14A
本体重量
42.1t
全備重量
73.3t

本体重量というのが所謂乾燥重量のことだと思われるので武器弾薬やプロペラントを積み込む前の段階ではMS-14Aの方が06R-2より7,4tも軽いんですよね.MS-14Aの封が06R-2よりでかいのに。これが全備重量になると7,4tあった差が1,7tまで縮小するわけですが.MS-14Aの基本的武装はビームライフル、ビームサーベル、シールドなのでそれ以外の増加分の重量の大半が推進材や冷却剤の類いだと思われます.もともと06R系は推進材の消費が激しく行動時間が短かっため、補給の簡単なカセット式のプロペラントタンクに改良されたり作戦時にはタンクを交換する役目のザクが随伴することになっていたりしたので後継機であるゲルググでは機体容積のより多くがプロペラントタンクのスペースに当てられているのはそれなりに納得できると思います.
 蛇足ですが話のついでなんで、個人的には昔からゲルググって『ジオニック版リックドムビームライフル仕様』ていうイメージなんですよねえ.腰部及び脚部フレア内のスラスターの配置とか06-R系というよりはむしろリックドムのパクリだし、いまでは死設定の類いだろうけどMSVハンドブックでは確かリックドムと同じ極地専用重MSという表記だったし、現在の『公式』設定でも汎用型のザクとはいえ、局地戦仕様もいいところの06R-3が原型機とされている訳だし、コンペでリックドムに負けたジオニック社が、だったらもっとすごいリックドムつってやるって恥も外聞も無くコンセプトまるパクリで造ったのがゲルググだったんじゃないかと.一方でギャンはどうだったかというとガンダムに対抗できるのはガンダムだろうというのがツィマッド社の出した結論だったんじゃないかと.つまりギャンはガンダムの実質的なデッドコピーだったんではないかと思う訳ですよ.『ギャンフィールドモーター駆動説』一応否定された訳すが、それはあくまで最終的な仕様であって開発過程においてはフィールドモーターを搭載していた時期もあったじゃないかとかね.
それが両機の開発期間が以上に短かった理由の一つだったんじゃないかとか妄想してしまう訳ですよ.
では長文失礼.





2009/02/15 (日) 16:08:04 | URL | 旧人類 #2.fBOm0Q[ 編集 ]
MS-11の発注自体はMS-06が主力機として量産が始まった頃からあったと思うんですよね。
現行機が決まった時点でその次は考えているでしょうし。
ただ、ザクで十分なんじゃないかっていう意識があって、
実際現場でも後継機の必要性はあまり論じられていなくて、
結局後手後手になったという感じなんじゃないかと。

容積の差は確かにプロペラント等がほとんどっぽいですね。
見た目ほどザクとの差はない可能性もありますね。
リックドムとの類似については、推進系は実際にツィマッド社製ですし、
MS-11がMS-14に移行した時点でリックドムの設計が流入したんだろうなとは思っています。

ギャンがガンダムのデットコピーであるのは多分間違いないだろうなと思います。
だからこそ、ガンダムの機体コンセプトを参考にしたギャンと、武装を参考にしたゲルググが融合したガルバルディこそが、
真のジオン版ガンダムであると思ったりするんですよね。
2009/02/15 (日) 22:10:46 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
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