がんだまぁBlog
ガンダムネタだけを語るブログです。
ネオ・ジオンMS名鑑(1) AMX-101 ガルスJ
 いつかはやろうと思っていた、ブログで単一MSを語っていくコーナーをネオジオンから始めることにしました。
 何故ネオジオンかというと、ユニコーンやジオンの幻陽等でZZに登場したMSがクローズアップされてきていることと、単純に参照する資料が少なくて済むという理由からです(爆)

 とりあえず、様子を見ながら続けていって、ネオジオンの後はMSVやグリプス戦役のMSなどに手を伸ばしていこうかなと思っています。最終的にはまとめてWikiかなんかに移植できればいいのかなと。あくまで数年越しの予定ですが。

AMX-101 ガルスJ (GALLUSS-J)
 AMX-101 ガルスJは、アクシズが開発した陸上制圧戦用MSである。

<開発背景>
 地球圏への帰還を企図していたアクシズは、サイド3への合流だけでなく、再度の地球侵攻により連邦首都を制圧し、政治的にアクシズの存在をネオ・ジオンとして認めさせることを計画していた。
 ガルスJは、来るべきアクシズの地球侵攻作戦の主力機となるべく開発されたMSである。それは地球上に配備されているであろう連邦軍の最新型MSとの交戦を前提としていることを意味し、それらを凌駕する性能を求められていた。この点が、それまでにアクシズが実戦配備していたニュータイプ専用機であるキュベレイや、生産性を重視したガザ系MSとの決定的な違いである。
 当初、この機体はアクシズにおいて陸戦用MSバオウとして開発されていたが、その後地球圏から戦後のMS技術を伝えるべくアクシズに合流した元ジオンの技術者たちにより再設計が行われ、より完成度の高いMSに生まれ変わった。この技術者達はその後もAMX-100番台のMSの開発に従事し、数々の機体を生み出している。

<機体概要>
 この機体はリニア・シート、ガンダリウム合金、ムーバブル・フレームといった戦後連邦軍を中心に発展してきた新技術を採用したMSで、言わばジオン初の純粋な第2世代MSと言うべき機体である。しかしそのスペックはネモやマラサイといった連邦製の第2世代MSを大きく上回っており、出力・推力はZガンダムさえ凌駕している。ガザ系とは違い、正面から連邦軍の主力MSとぶつかって勝つことを念頭において開発された機体であると言えるだろう。
 構造上の特徴は、EMS-10ヅダを髣髴させる腕部伸縮機構、及びMS-07Bグフに設計思想を同じくする左手のフィンガーランチャーが挙げられる。そして最大の特徴は、肩の関節の内側にあるミサイルポッド兼大型スラスターである。機能上は、AMX-006ガザDが肩にマウントしているものと同様と言えるが、肩の内側という特異な位置にある点が従来にない設計思想といえる。この設計により、肩の外側に装着するよりも重心の安定をとりやすくなり、重力下での重装備を無理ないものとしている。この装備はAMX-008ガ・ゾウムのミサイルポッドと規格を統一しており、互換性も考慮されていたが、運用上交換の必要性はあまり生じなかったようだ。
 主兵装はミサイルポッドとビームガンが一体化しているエネルギーガン。戦車などの通常兵器を用いず、MS部隊のみでの制圧戦を想定しているために、固定兵装も含めて火力を重視した武装となっている。無論、これはガンダリウム合金の採用と高い出力によってペイロードに余裕が生じている賜物であることは、言うまでも無い。

<運用過程>
 この機体は試作1号機がマシュマー・セロ率いる巡洋艦エンドラに配備され、マシュマー自らが(不測の事態であったとはいえ)実戦で運用している。その後、AMX-102、AMX-009と共に地球侵攻作戦に向けて量産された。特に、AMX-102ズサとは連携行動を前提としており、かつてのグフとド・ダイYSのような関係であったということができる。
 主に地球上での都市攻略戦に投入され、ネオ・ジオン軍の地球攻略に多大な貢献をもたらした。一方で宇宙においても量産されており、空間戦仕様の機体がハマーン軍、グレミーの叛乱軍(グレー塗装)共に運用されていたことが確認されている。ただし、空間戦においてはドライセンに劣る性能であるために、あまり生産数は多くないようである。

<評価>
 ネオ・ジオン軍が手際よく連邦首都を無血制圧し、円滑な交渉により素早く地球上から撤退したがために、この機体が活躍した期間が短く、戦闘記録が少ない。その上これ以後地球上で大規模なMS戦が発生していないために、正確な評価を与えにくい機体である。
 逆に言えば、SFSの普及やMSの汎用性の大幅な向上により、このような地上戦に特化したMSが目立たなくなったということでもあり、ある意味では(技術的には後れを取っていなかったとしても)一年戦争以後のMS戦術体系の変化に取り残されたアクシズであったからこそ開発できた機体だったのかもしれない。

<バリエーション機>
(制式バリエーション)
○ガルスK(AMX-101K)
 ガルスJの肩の内側のミサイルポッドを、ビームキャノンに換装したタイプ。またフィンガーバルカンは廃されている。主武装としてはジャイアント・バズを装備する。

(非制式バリエーション)
○ガルスJプロトタイプ(AMX-101A)
 ガルスJの試作機。量産型がザクを意識した機体であったのに対し、この試作機はグフを意識した重装備の機体で、右手もマシンガンとなっている。この時点では腕部の収縮機構は導入されていない。1機のみ生産された。

○ガルスD"サラマンドラ"(AMX-101D)
 ガルスJを更に陸戦に特化した機体。腕部オプションとしてヒートロッドを装備している他、フィンガーランチャーは大型化されたタイプを装備している。また、ティターンズより接収したRMS-107の肩アーマーを装備している。頭頂部のアンテナを後頭部に映したラビットタイプの機体も存在する。
 地球侵攻作戦の尖兵としてHSRC(強襲上陸カプセル)によってアフリカに降下したことがカラバで確認されている。

○ガルスG(AMX-101G)
 ガルスJの欠点を、整備性を中心に改良して再設計したタイプ。本体の仕様はほとんど変わっていないものの、純陸戦用となっているため、肩のバーニアはミサイルランチャーに換装され、オプションとして腰部にはクラッカー、バックパックにはミサイルポッドとキャノン砲を装備することが可能となっている。



<参考文献>
1/144ガルスJ解説書
MS大図鑑Part.2 グリプス戦争編
データコレクション 機動戦士ガンダムZZ
機動戦士ガンダムZZ フィルムブック
MS大全集
ガンダムメカニクスIV
ガンダムウォーズ2 MISSION ZZ
ホビージャパン別冊 機動戦士ガンダムZZ
ビークラブ8号
ビークラブ9号
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コメント
コメント
>ガルスバリエ

*近藤版のG型(ジオンの再興登場、イラスト・型番は旧版サイドストーリーゼータ収録)
*センサー系と制御系を強化したツインアイの空間戦用?”ガルス”(モデグラ作例)
が有りマスですよ。

>一方で宇宙においても量産されており、空間戦仕様の機体がグレミーの叛乱軍により運用されていたことが確認されている。

なんか、グレミー軍でしか運用されてないように解釈されるっぽいんで、両軍で運用されていて、グレミー軍は識別塗装を施されたとした方がイイ気がします。
2008/11/27 (木) 05:54:31 | URL | とっぱ #B8xSsyyA[ 編集 ]
近藤版は知りませんでした。出てたんですね…。
モデグラのガルスは原典を持っていないので取り上げませんでした。

>空間戦仕様
仰るとおりなので、修正しました。
2008/11/28 (金) 21:20:10 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
はじめまして
「MSV」で検索hitしておじゃましました。とても興味深い記事ばかりです!

また、ゆっくりおじゃまいたします。取り急ぎご挨拶まで。
2008/11/29 (土) 18:05:45 | URL | くま #-[ 編集 ]
はじめまして、書き込みありがとうございます。
量だけは自信ありますので(笑)じっくりご覧になっていただければと思います。
2008/11/29 (土) 22:31:00 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
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