がんだまぁBlog
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0078年5月に試作されたMSについて
 以前ネタにした、宇宙世紀年表における「0078.5 陸戦、局地戦用、水中戦用のMS兵器の試作機が完成」の話。ニュータイプ87年8月号を入手したことでまた新しい解釈が見えてきました。

 以前はM.S.ERAの年表の「公国軍、MS-07、08、09およびMSM-01~08完成」というのを肯定する方向で考えたんですが、今回はそれはないだろ、という方向で考察します。だって同年1月にやっとMS-06Cが量産開始したところですよ。試作機で言えば0077年8月にMS-06Aの試作機がロールアウトで、それから9ヶ月で06C→06F→06J→07&08→09と、5機種も試作できたというのは、やっぱり無理がありますからね。大戦末期みたいに平行開発だったならともかく、これらのMSは開発順が明確に設定されてますから。

 というわけで、0078年5月に「陸戦、局地戦用、水中戦用」のザクが開発された、という前提で話を進めます。

 ニュータイプ87年8月号と、Bクラブ50号の記述はほとんど同じで、

・ジオン軍において、地上用、局地戦用、水陸両用の各種MSが試作される
・ジオン軍で開発中だった、陸戦、局地戦用、水中戦用のMS兵器の試作機が完成

 と記されています。これをザクのバリエーション機だったと考えるなら、

・地上用→J型
・水陸両用→M型

 で間違いありません。M型はM-1型の方でしょう。EBの記述によると最初のザクバリエーションはC型ベースで研究されていたそうですから、この2機はC型から開発されたと考えられます。M-2型はF型ベースですけど。
 J型はF型からの改造でつくられたという記述がMSVにはあるのですが、それは量産機の話であって、最初の試作機はC型ベースだったってことでいいと思います。

 問題は、「局地戦用」なんですよね。地上用も水陸両用も局地戦用に含まれないのだろうか、と思ってしまいます。わざわざ区別しているということは、J型ともM型とも違う、ということになるのでしょう。

 同じくC型ベースで開発された機種に強行偵察型であるE型があるんですが、E型を「局地戦用」と呼べるのかどうか、というところです。局地偵察機というジャンルはあるにはあるので、要するに「特定局面に特化した偵察機」であったと考えれば、意味は通るのかな?という気がします。
 本来、通常装備のザクでも偵察任務は可能なのに、あえて偵察に特化した機種がある、という事自体、何らかの状況でのみ真価を発揮できる偵察機だったということになるのなら、それは局地戦用と呼べるのかもしれません。

 一方、局地戦用を一般的に言われる「限定された地域に特化している」という意味で捉えるのならば、それはD型以外にあり得ません。ザクバリエーションの中で、ある特定の環境にのみ特化した機種というのは熱帯用のこの機種だけですから。他は任務とか性能で区別されている機種ですよね。
 D型だったとするならば、ザクの枝番がアルファベット順であったことを裏づけることにもなります。ただ、D型は前線の要望で開発された機種であるとされているので、まだ開戦すらしていない状況で開発されていたというのはこの従来の設定と矛盾してしまいます。それを踏まえて肯定するのであれば、「元々地上戦用の強化型として開発されていたが廃案となり、その後前線の要望でより地上に特化した機体が望まれたため、再び採用されることになった」とか考える必要があります。

 また、局地戦用の意味を、局地戦闘機、すなわち「要地防衛用の迎撃機」という意味で捉えると、また別の機種の可能性が出てきます。
 ザクで局地戦闘機的な機体と言えば、自分はザク改を挙げているのですが、さすがにザク改が戦前に存在していたというのは苦しいですね(いや、まぁ、そういう漫画もあるにはあるのだが…)。大戦初期の機体で、迎撃機的な運用が出来そうな機種というと、推力が高い機体なわけですから、R型…はさすがに早すぎるから(F型の後期型ベースだし、あれ)、S型ですかね、やっぱり。
 指揮官用といわれるS型が、実は迎撃用の機種だった…というのは、やはり無理がありますかね。黒い三連星にも配備されてるくらいですから、別に指揮官にだけ配備されたというわけではないでしょうし。拠点防衛部隊に配備されて、パプリクあたりを相手にしてたのかも。
 元々は速やかな迎撃に対応するために開発された推力重視の仕様だったが、その高い機動力が一部のエースパイロットに好まれ、遊撃部隊であるにもかかわらずあえてS型の配備申請を行うパイロットもいた…とか。正直妄想の域を出ませんが。

 というわけで、E型、D型、S型という3つの候補があるわけですが、どれが「局地戦用」と呼ばれるに相応しい機体でしょうかね?やっぱりE型かな。

 ちなみに、ふと思ったのですが、ここで開発された「地上用」というのも、実はJ型ではなくてG型だったって解釈することも出来ますかね。G型でホバー移動を実現しようとして、無理だったから新型機であるドムが開発されることになった、とか。G型もJ型ベースであるという記述があるのがネックですが。
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コメント
コメント
>ザクの枝番がアルファベット順であったことを裏づける

Bが永遠に埋まらないのは無視ってことでしょうか?(笑)
両肩スパイクのロイヤルガード(親衛隊機)とかでっち上げるってのも手ですが(爆)

>D型は前線の要望で開発された機種

講談社MSVでは「Jタイプを基本に~」という記述がありますし、「Jタイプにつづいてキャリフォルニアベースで開発されたものは、局地戦用としてもっとも要望の高かった熱帯・砂漠戦用のDタイプであった。」という記述もあるので、記号順は難しいものがあると思います。

それと、局地戦用というのは、寒冷地用とか湿地帯用とかのオプションも考えられていたのではないかなぁ?と思うのですが如何でしょう?
2008/09/12 (金) 20:10:53 | URL | 陰鏡 #nL6A2.tM[ 編集 ]
局地戦闘機は地上基地でしか運用できない戦闘機。実際、爆撃機迎撃用として設計されたものが多いのですが局地戦用MSと重ねるのは合わないと思います。砂漠戦用のデザートタイプなんかが代表で汎用機では不具合があるところで運用するMSのことでしょう。またゴック等はジオニックとは別の開発であり、水ザクは海中環境のデータとり用→機体開発済みのゴックの微調整にデーター利用なんて考え方も出来ます。
2008/09/12 (金) 20:59:15 | URL | T #-[ 編集 ]
>陰鏡さん
寒冷地用とか湿地帯用というのはJ型の現地仕様の域を出ないものですし、
それをもって地上用・水陸両用と並列で年表に記されるということは考えにくいのではないかと思います。
既存にないバリエーション機を捏造しない限りは、ですが。

>Tさん
なるほど、局地戦闘機の「局地」というのは、地上基地でしか運用できないという意味なんですね。
ある意味では、ムサイ等には改修しないと運用できないR型なんかがそれに近いと言えるのかもしれませんね。
やっぱり言葉の意味を考えれば、D型しか候補がないんですよね~。
デザイン上の経緯も、JMDKが最初のザクバリエーションですし(年表の記述は、多分それを考慮してるんでしょう)。

水陸両用機は、仰るようにメーカーも違いますし開戦前から計画は進んでいたのでしょうけど、
開戦前に試作機が完成しているとなると、その時点でMSMナンバーがあることになり、
開戦前にすでに06MがMSM-01に変更されているということになってしまうんですよね。
そうでないなら、ガンキャノンにおけるRXM-1のように、制式な型番を持たない原型機があったということになるのかなと。
2008/09/14 (日) 14:53:43 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
局地戦用でふと考えたんですが、首都防衛隊などの迎撃用コロニー内MS(ジムコマンドのコロニー仕様みたいな)ものや月面用MS(低重力仕様)なども検討されたが、J型やF型で賄えると判断され、開発が放棄された…とか(笑)<失われたB型の理由

なんてことも考えられないかな?と。

実はS型の推力は月の重力に対処する為のプランだったとか(ぉぃ)
2008/09/15 (月) 17:59:22 | URL | 陰鏡 #nL6A2.tM[ 編集 ]
B型は単純にA型とC型の間だったと考えるなら、
本来はA型のバリエーションとして開発が予定されていたが、
キシリアの意見が通って急遽近接戦を想定したC型が採用されたために、
そのまま開発が中止されたってところかなと思ったりします。
両肩球形のC型というイメージですね。
2008/09/16 (火) 21:18:02 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
>両肩球形のC型というイメージ
これA型ですよね?(汗)
MSVに「両肩のアーマーが、スパイクのない丸形なのが特徴である」という記述がありますから。
2008/09/17 (水) 17:21:11 | URL | 陰鏡 #nL6A2.tM[ 編集 ]
いやいや、A型の純粋なバージョンアップ、すなわち両肩アーマーが球形のまま改良されたのがB型という意味です。

まぁ、A型とC型は仕様上大きな違いはないようなので、
A型ベースのF型に相当するのがB型だったとか、そのくらいのものかなと。
2008/09/18 (木) 00:13:21 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
>A型の純粋なバージョンアップ
C型の前に……ですか?
A型とC型は右肩のシールドと左肩のスパイクアーマー以外差異がない筈なので、それはちょっと考えにくいかなぁ……と。

どっちかというと、C型とのコンペで、両肩スパイク仕様で、ドズル親衛隊機として採用された……とかの方がまだ、納得できます(笑)

たしか、画面上に両肩スパイクって出てましたよね♪
2008/09/18 (木) 01:39:59 | URL | 陰鏡 #nL6A2.tM[ 編集 ]
A型の純粋な発展型としてB型が企画されていた状況で、
キシリアの横槍が入って(A型ベースの)C型が開発されて、
以後の発展型はC型をベースに開発されることになったので、
B型はお蔵入りとなった、と言いたいのです。
2008/09/19 (金) 10:51:52 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
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