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アナハイムが開発したジオンの局地戦用MSとは何なのか
 EBのMS大図鑑一年戦争編には、「0076年12月に国防省は地球侵攻作戦用の局地戦用MSの開発をアナハイム・エレクトロニクスに命じている」という記述があります。
 しかし、アナハイムはジオニックを吸収した一年戦争後に初めてMSの独自開発に乗り出した企業であり、それまではGMの生産を行ったくらいだとされています。

 果たして、ザクすらロールアウトしていないこの時期に、一体アナハイムは何を開発していたのでしょうか?という話。

 まぁ、ジオンのMSはそのほとんどが開発した企業名が明確に設定されているので、アナハイムが単独でMSを開発した、ということはまず考えられません。やはりこの場合の「局地戦用MS」というのは、「ザクの局地戦仕様」であったと考えるのが妥当なところでしょう。

 同資料によると、局地戦用MSはMS-06Cをベースに開発が始まったとされているので、実際に開発に着手したのは06Cが完成し0078年1月以降なんでしょう。
 じゃあ、それまでの約1年間アナハイムが何をしていたかというと、多分どういうMSが必要になるかを色々と検証していたんでしょうね。もしかしたら旧ザクを地上に下ろして実験とかしていたのかもしれません。

 結果的にどういうMSが必要かという結論が、「湿地帯用」「砂漠用」「水中用」「対空用」だったと考えると初期MSVのデザイン過程と重なるんですが(笑)、実際ザクの局地戦用となるとJ、D、M、Kの4種となるんで、やっぱりそういう結論になったのかなと。
 この4種の開発された順番ですが、J型は第二次地球降下作戦の時点から配備されているので、一番早いと考えて間違いありません。D型は地上の部隊の強い要望で開発が始まり、アフリカ戦線のために開発されたとありますので、アフリカでの戦局がある程度落ち着いてからであると考えられます。M型は水陸両用MSの礎となった機体ですので、開発自体はかなり早くから始まっていたと考えられます。ただ最終的には潜水艦隊に配備されて実験が行われているので、完成までにはだいぶ長い期間を要したと言えます。K型は元々はJ型のバリエーションの1つとして考案された機体なので、J型以降であることは確かでしょう。
 開発の順番としては、J→M→D→Kという感じなのかなと思います。D型はグフと同時期、K型はグフのデータがフィードバックされているということなので、D→Kなのかなという判断です。

 ここで重要なのは、これらの開発はほとんどキャリフォルニアベースで行われているという点です。
 J型は当初はグラナダで生産されていますが、後にキャリフォルニアでも生産されています。M型は、以前とっぱさんに教えていただいたのですが、余剰パーツがキャリフォルニアに残っていたという記述があります(HJガンダムウェポンズのザクダイバーの解説)。D型、K型はキャリフォルニアで開発されたということになっています。
 このことから、局地戦用ザクに関してはAEキャリフォルニアが一手に引き受けていた可能性が高いのかなぁと言えます。

 ところで、Wikipediaではアナハイム本社がキャリフォルニアにあるって書いてあるんですが…これはどこが元ネタなのでしょうか。本社が地球に、という設定はあったと思いますが、具体的ない位置までは設定されていないような…。単純にアナハイムという地名が社名になったと解釈しているんでしょうかね。

 ちなみに、キャリフォルニアで開発されたとされる機体は他にもたくさんあります。グフ系、ドム系、水陸両用MSなども全てキャリフォルニアで生産されています。その全てにアナハイムが関わっていたとは、考えにくいものがあります。では、どこまでアナハイムが関わっていたのか、という話です。

 アナハイムは戦後にその頭角を現した企業なので、戦後に生産されていたジオン系のMSはアナハイムが生産していたと考えてみます。ジオニックを吸収しているわけですし。
 「機動戦士Zガンダム」に登場したジオン系MSは以下の通りです。

・ザク強行偵察型
・ザクキャノン
・グフ飛行試験型
・アクトザク
・ザクマリンタイプ(マリンハイザック)
・ザクタンク

 強行偵察型やザクタンクなんかは新規生産ではなく単純に接収機であると思えますが、それ以外の機体は生産数が極めて少数だった機体であり、新規に生産された機体であると考えて間違いありません。強行偵察型もハイザックとの互換性が確保されているようなので、アナハイムが手を加えている可能性は高いですね。ハイザックはアナハイムが開発したとさえ言われる機体ですし。
 ともあれザクキャノン、グフ飛行試験型、アクトザク、ザクマリンタイプはアナハイム製である可能性が高いといえます。ペズンのアクトザクを除いた3種は、一年戦争の頃からアナハイムが関わっていたのではないでしょうか。しかもアクトザクを除くとどれもキャリフォルニアの関与が疑われる機体です。これらのMSは旧ジオニック部分ではなく、本来のアナハイムが開発していたとしたら…?

 そう考えると、例えばグフの飛行計画はアナハイムが参加していたことになり、開発中止後も実際は継続されて(実はMSVハンドブックにグフの飛行計画は再開されたって記述があるんですよね。これを見つけたときは驚きました)グフフライトタイプを生み出したのは、アナハイムが独自に計画を続けていたからなのではないか…なんて思ったりしてしまいました。
 また、ザクマリンタイプなんかも、その後の水陸両用MSがMIP社やツィマッド社で開発されていることを考えると、ジオニックが堂々と開発したというよりは、実質アナハイムへの外注に近い形であり、それ故にMIPやツィマッドへの情報提供もやりやすかった…なんて考えることが出来るわけです。グフ飛行試験型がドムにフィードバックされたりと、アナハイムとツィマッドには別のパイプがあったかも?なんて考え方も出来ますし。アナハイムはドム系を継承したリックディアスを開発してますから。
 そしてザクキャノンやザクマリンタイプが少数の生産に留まっているのは、実用性もあるでしょうけど単純に「アナハイム製だから」という裏事情があるのかも。あるいは量産の見込みの薄い実験的な機体はアナハイムに任せていたとも考えられますね。

 となると、気になってくるのがいわゆる角腿。ザクキャノンとザクマリンタイプはどちらも角腿なんで、アナハイム独自の仕様と考えたくなります。J型やM-1型は初期にグラナダで開発された機体だから丸腿でよくて、AEキャリフォルニアのザクだけが角腿だったとか。
 …でもE型が角腿、D型が丸腿だからダメダメなんですよね、この説。こちらはどう考えてもこじつけようがないのが、悩みどころです。
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>角腿

元々C型のマイナーバリエーションだと妄想している私が来ましたよ。”局地戦用MSはMS-06Cをベースに開発”故に。
E型は一部C型ベース機だし、丸腿E型も別に存在してるしで、無問題。
D型は量産されているのは丸腿で、露出が多いが、隠れた試作機には角腿があったりして(w

問題はK型ですが、角腿C型→J型となった要らない子が試験に転用されているとみた(w


2008/07/22 (火) 07:35:32 | URL | とっぱ #B8xSsyyA[ 編集 ]
んー、D型とK型はJ型ベース、M型はF型ベースっていう記述がありますからねぇ。
実際にC型ベースだった可能性があるのって、せいぜいJ型とM-1型くらいだと思うんですよね。

個人的には、生産工程的な都合よりも、機能的な理由なのかなと思い始めてます。
このあたりは後々、形にする予定です。
2008/07/25 (金) 22:24:31 | URL | ルロイ #-[ 編集 ]
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