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がんだまぁBlog: 20060807
がんだまぁBlog
ガンダムサイト「M.S.Classify」管理人のガンダムネタだけを語る日記です。
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星を継ぐ者完全ドキュメント ゼータバイブル
2006年08月07日 (月) 22:26 | 編集
 読んだのはだいぶ前なんですが、まだ扱ってなかったので。タイトルの通り、星を継ぐ者が出た時点の書物なので、当然その時点までの内容しかありません。しかし、これは色々な人にゼータについて語らせようという企画なので、作り手の話を聞くのが大好きな自分としてはたまらない本なのです。
 とはいえ、この手のインタビューは様々な媒体で当時行われていましたから、基本的には既出な話ばかりです。ガクトとか当り障りのないことしか言わないしな。ほんとはもっと濃いはずなのに、イメージ作りが大変そうです(笑)でも富野監督に作家として共鳴するというあたり、やっぱり只者じゃないよなこの人。

 個人的に一番「これは!」と感じさせたのは、音楽担当の三枝成彰氏のインタビュー。カミーユの元ネタを先に見破って、それに合わせて曲を作ったという。カミーユは「監督の好きな女性のイメージ」と言っちゃうところにそうか!と思ってしまう。カミーユは、女なんだよ。そこがアムロとの決定的な違いなんだなぁとか思ったりして。
 それに「植民者と被支配者という構造がどこかに残っている」のが富野作品の面白さだと言えるのもさすが。世代的にGHQに占領されていた時代に生まれたそうで、通じるものがあるんだとか。
 今回は「純愛と達成感」でっていうことになった時に、「人間って、常に目の前にない物を求めるんですよね」と言う。今は純愛が欠けているから純愛が受ける。何をやっても達成感がない時代だからそれが求められる。ヨーロッパの貴族社会も不倫だらけだったからオペラは純愛ものばかりだったんだという音楽家としての知識を持ってこられると、なるほどと思うしかないという。この人凄いなぁって素直に思いました。
 新訳Zの曲って、基本はTV版の曲なんだけど、アレンジのしかたが素晴らしいんですよね。当時は良く分からなかったけど、今回はきちんと把握してやったからとか、ちゃんと尺に合わせて作ったとか、そういうのもあるんだろうけど、この人が作ったからこういう曲になるのね、と感じる物があります。サントラ1枚目とか神がかってるもんなぁ。

 しかし、時期が時期だけに、「星を継ぐ者は面白い!続編も楽しみだ!」 という論調に包まれてるのが、その後の作品を知っていると微妙な気分になります(笑)作り手のほうも、自信を持って次回作も面白いですよと言い切れていないところがまた…

 今回は三枝氏を取り上げましたが(まさかサエグサの元ネタじゃないよな?)、反応があれば他の方のインタビューも取り上げてみましょうかね。富野監督とか。
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